ARTIST

土渕 善亜貴

YOSHIAKI DOBUCHI

土渕善亜貴 「モノとしての造形美を探求したい」
[略歴]

1980年 京都生まれ

2003年 同志社大学 美学及び芸術学科卒業

2010年 京焼・清水焼窯元 陶葊4代目当主を継ぐ

2018年 <曜変天目>の再現に成功

2019年 陶芸作家として個人作品を発表

     臨済宗大本山東福寺に<曜変天目>奉納

     MIHO MUSEUMに<曜変天目>収蔵

     第41回京焼・清水焼展にて最高賞・経産大臣賞受賞

     「gallery 土渕善亜貴」オープン

2020年 第49回日本伝統工芸近畿展 入選

     第67回日本伝統工芸展 入選(パナソニック賞受賞)

     京都市から「未来の名匠」認定

2021年 第50回日本伝統工芸近畿展 入選

     第43回京焼・清水焼展 京都陶器協会 理事長賞受賞

2022年 経済産業大臣指定伝統的工芸品「京焼・清水焼」伝統工芸士認定

     第53回青窯会作陶展 京都市長賞受賞

     第51回日本伝統工芸近畿展 入選

     第118回 有田国際陶磁器展 産業陶磁器部門 佐賀県商工会議所連合会賞受賞

     第63回 京都色絵陶芸展 京焼・清水焼伝統工芸士会長賞受賞

2023年 フェニンツァ国際陶芸美術館<曜変天目><碧玉天目>収蔵

詳細

gallery 土渕善亜貴

京都市東山区泉涌寺東林町38

陶葊本店の向かいにギャラリーがございます。

実際にお手に取って商品をご覧いただけます。

営業時間 9:00~17:00 年中無休

TEL 075-541-1987

曜変天目

中国・宋時代に発祥した「曜変天目」
途絶えてしまった技術の謎を解明するべく、

私自身ライフワークの一つとして、研究を重ねてきました。

この経験から、いったん技術が途絶えてしまうと、

再現するのは至難の業であるということを身をもって知りました。

そんな思いもあって、クラシカルな技法を取り入れた

作品作りにも取り組んでいるのかもしれません。

2019年には曜変天目を独自の手法で再現することに成功し、その副産物として、

また新たな表現方法を発見することもできました。

古典の再現を通して、新たなオリジナルが生まれることもあるのです。

陶芸の道に進み20年余り。これからも、初めて土に向き合った時の新鮮な気持ちを忘れず、

自分の中から湧き出るものに真摯に向き合い、作品作りに取り組んでいきたいと思っています。