誂え品
杉香る岡持ち

誂え人 | 片岡千之助
2000年 東京生まれ。祖父は人間国宝、片岡仁左衛門。2004年 歌舞伎座にて4歳で初舞台を踏む。幼稚園から大学まで青山学院に通い学業と歌舞伎を両立しながら、数々の舞台に出演する。2011年には仁左衛門と戦後初の祖父、孫での「連獅子」を実現させ、2012年、12歳から勉強会として自主公演「千之会」を主催するなど芸事への研鑽を積んでいる。2017年にはペニンシュラ・パリにて歌舞伎舞踊を披露、また、フランスの名門ブランド『カルティエ』腕時計パシャの国内アチーバーズに選ばれるなど国内だけに留まらず、海外での活躍の場も広げようとしている。
舞台袖に置く、身の回りに必要なものを収納する入れ物。台本、うちわ、タンブラー、化粧道具等、役者に必要なものを入れ、付き人が持つ。吉野杉の香り、京桶の特徴である口元を薄く仕上げた上品なフォルムに惚れた片岡千之助氏による誂え。
