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デルヴォーさんのお誂えの逸品
デルヴォーさんのお誂えの逸品

飽くなき探求心、最高峰のさらに先へ。

世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンより、文化貢献事業の一環として参画していただきました。ベルギーの文化と価値観を世界に送り出すメゾンのアイコンバッグであるBrillantを、千年の都・京都の培ってきた工芸の技術・表現で新たな装飾しました。デルヴォーの皆さんにご協力いただき、伝統工芸が見事にBrillantと一体化し、新たな逸品として完成しました。両国のクラフツマンたちは、普遍的に人を魅了する技を磨き続けます。

日本では幕末と言われる1829年にベルギー・ブリュッセルで誕生したデルヴォー。世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンは190年もの間、オリジナリティを表現しながらも、熟練した職人技にこだわり、豊かな伝統の中ではぐくまれた高貴なベルギー文化を象徴する存在であり続けています。

「真の職人技は、お客様を魅了し続ける」

デルヴォーと伝統工芸の共通する思いから今回のコラボレーションは誕生しました。

Brillant

Brillant本体には、西陣織の技法のひとつ「引箔」を用いた装飾を施しました。引箔は帯製造の技術としては、単独で柄を表現するものではなく、織柄に立体感をもたせるための『引き立て役』です。この技法を応用し、Brillantの装飾を行いました。完成されたバックに施す箔の装飾は、平らな素材に施すより、困難を極めます。箔の色のバランスはもとより、縫製されたレザーの重なり部分の見せ方、ベルトの裏側など、細部にわたる配慮が完成度を左右します。

引箔技法を用いた西陣織

引箔は和紙の表面に接着剤として漆を塗り、金属箔を押し上げて(貼って)製作します。その後、髪の毛ほどの細さに裁断。これを織り手が一本ずつヘラに引っ掛け、引っ張ることにより生地を仕立てます。

デルヴォーさんと建具師・黒田工房の打ち合わせの様子

Brillantの装飾では、断裁する前の目止めをした和紙などに、色彩を施す工程の技術を応用しました。

バックルは、「ベルギーのチームが驚くような日本らしい表現を」というご要望から、日本を代表する伝統工芸の一つ、蒔絵の技法を用いて螺鈿や桜をデザインしました。宝石のような美しさが、クラシカルなBrillantに新たな歴史をもたらします。

デルヴォーさんと建具師・黒田工房の打ち合わせの様子

蒔絵は漆で絵やパターン、文字を描き、その漆が乾かないうちに金粉や銀粉を蒔いて、表面に定着させ磨く加飾技法。奈良時代に確立されたと云われています。

誂え品

デルヴォーさんのお誂えの逸品

現在、製作方法が不明とされる貴重な玉虫箔を用いた逸品。

デルヴォーさんのお誂えの逸品

青貝箔の色を取り入れた小紋柄「鱗」

デルヴォーさんのお誂えの逸品

スクエアを不規則的に崩したモチーフを、焼き箔を用いて表現。

デルヴォーさんのお誂えの逸品

漆芸家 村田好謙さんにより製作された蒔絵。桜、菊、螺鈿の古典的なモチーフが宝石のような輝きを放ちます。

誂え人

デルヴォー

デルヴォー(ラグジュアリーレザーグッズメゾン)

1829年にベルギー・ブリュッセルで誕生したデルヴォーは、世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンとして、創業以来、数々の傑作を生みだしてきました。デルヴォーは現代のハンドバッグの生みの親と呼ばれ、1908年にハンドバッグとしては初の意匠登録を出願。メゾンは190年もの間、アバンギャルドなスタイルでオリジナリティを表現しながらも、熟練した職人技にこだわり豊かな伝統の中ではぐくまれた高貴なベルギー文化を象徴する存在であり続けています。1883年にはベルギー王室御用達の栄誉を賜り、ベルギーの文化と価値観を世に送り出しています。

CRAFTSMAN

村田好謙(漆芸家)

村田好謙(漆芸家)

1956年生。1976年日展初入選(現在日展会員)、以来京都市芸術新人賞、京都府文化賞功労賞他、国内外個展、グループ展、公募展受賞歴多数。伝統技法に現代の表現を掛け合わせた新たな美を追求。

村田紘平(引箔作家)

村田紘平(引箔作家)

1977年生。大学進学と同時に父親に師事し、西陣織の帯地の特徴である「引き箔」の制作技法を学ぶ。経済産業大臣指定伝統的工芸品西陣織製糸部門伝統工芸士。

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