Kiwakotoでは、現代のライフスタイルに馴染む「伝統工芸の職人技」を育むため、特別なお客様のオーダーに応えるお誂えをご提供いたします。
次の100年のために、愛着の逸品を誂える。
京都に発展した伝統工芸をはじめ多くの職人技は、朝廷、文化人など、
ごく限られた方のオーダーを形にするために脈々と技に磨きをかけ、
現代まで残ってきました。 一方で、世界に通用するこの文化が、
その価値を強調されながらも、今日では存続の危機を迎えています。
日本で最も職人が多い街・京都では、あらゆるこだわりの品を
自分の勝手がいいように誂えるクラフツマンの技量があります。
この「誂える」という文化を次の時代へ繋ぎ、後100年の職人技を磨くのは
現代の目の肥えた方からいただく「わがままなオーダー」です。
クラフツマンと共に作り上げる楽しみと愛着の逸品と
心豊かに過ごす日々が、多くの方へ広がることを願っています。
各界の文化人からいただいたご要望より、
共に創り上げた「誂え品」をご覧いただき、
そのストーリーを体験するエキシビジョン。
会場では、専門スタッフがお客様ご自身の「お誂え」を承ります。
会場:Kiwakoto本店
事前ご予約制
プレスプレビュー
5月31日[火] 13:00–17:00
VIP DAY
6月1日[水]–20日[月] 9:30–19:00
一般公開
6月21日[火]–26日[日] 10:00–18:00
令和3年度日本博イノベーション型プロジェクト
トモ コイズミ | ファッションデザイナー
2011年、大学在学中に自身のブランドを立ち上げる。2019年初となるファッションショーをニューヨークで開催。2019年毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年LVMHプライズ優勝者の1人に選ばれる。2021年東京オリンピック開会式にて国歌斉唱の衣装を担当。2021年毎日ファッション大賞を受賞。
重松象平 | 建築家
建築家。建築設計集団OMAのパートナーおよびニューヨーク事務所代表。1973年福岡県生まれ。九州大学工学部建築学科卒後オランダに渡り、1998年より国際的建築設計集団OMAに所属。2008年よりパートナーとなる。主な作品はコーネル大学建築芸術学部新校舎、ケベック国立美術館新館、メトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュートの展覧会デザイン、ニューヨークのサザビーズ本社屋、ロサンゼルスのウィルシャー・シナゴーグの多目的イベント施設、福岡の天神ビジネスセンターなど。現在ニューヨークのニューミュージアム新館、虎ノ門ヒルズステーションタワーなどが進行中。コロンビア大学大学院、ハーヴァード大学デザイン学部大学院などで客員教授を歴任し、2021年より九州大学大学院人間環境学研究院教授、BeCAT(Built Environment Center with Art & Technology)センター長。
祐真朋樹 | ファッションエディター
1965年1月25日、京都市生まれ。(株)マガジンハウス『POPEYE』編集部でエディターとしてのキャリアをスタート。現在は『Casa BRUTUS』、『UOMO』、『ENGINE』などのファッションページのディレクションのほか、アーティストやミュージシャンの広告・ステージの衣装スタイリングなどを手掛けている。パリとミラノのコレクション取材歴はかれこれ30年に及ぶ。
服部今日子 | PHILLIPS 日本代表
東京大学を卒業後、マッキンゼー&カンパニーに4年間勤務。その後、不動産投資ファンドに従事し、ヘッドハンターを経由し、2016年にフィリップス東京オフィスを立ち上げ、代表として率いる。
趣味はアートコレクション。
前田育男 | カーデザイナー・
マツダ常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当
1982年、京都工芸繊維大学工芸学部意匠工芸学科卒業、東洋工業(現マツダ)入社。チーフデザイナーを歴任し2009年4月、デザイン本部長就任。マツダブランドの全体を貫くデザインコンセプト「魂動」を立ち上げ、車だけでなく、販売店の一新やモーターショー会場の監修などを行う。2016年より常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当。趣味はモータースポーツで、国際C級ライセンスを保有。
著書:『デザインが日本を変える ~日本人の美意識を取り戻す~』(光文社新書)、『相克のイデア』(日経BP)
「平成31年度知的財産権制度関係功労賞」受賞
安田成美 | 俳優
1966年生まれ。東京都出身。81年にCMでデビュー。
83年、アニメ映画「風の谷のナウシカ」のイメージソングで歌手デビュー。
テレビドラマ「同・級・生」(89年)、「素顔のままで」(92年)などのテレビドラマ、映画、CM等に出演し、近年では、映画「Fukushima50」(20年)、「すばらしき世界」(21年)などに出演。
アミタエムシーエフ |金属工芸
1932年(昭和7年)京都に創業した金属工芸・加工の工房。図案から金型、プレス、七宝焼、研磨、めっき加工まで一貫生産を行う。社章や記念品の他、造幣局で製造されている勲章・褒章等も手掛けている。
飯島勇介 | 漆芸
2010年北海道で自然体験・ものづくり指導員としてキャリアを開始。自身で手掛けた作品を道具として使ってもらいたいという思いから伝統工芸に関心を持つ。2014年 退職し、京都伝統工芸大学校蒔絵科に入学。2016年 より三代目西村圭功に弟子入り。2021年独立。
石川漆工房 石川良 | 漆芸
1884年(明治17年)京都に創業。木地製作や吹付塗装を得意とする総合漆工房として展開。2016年京都漆器青年会主催うるおい漆展大賞受賞、2017年LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 京都代表に選出。2018年より若手育成と漆、漆器の普及を目指したアサギ椀プロジェクトに参画。
加地織物 | 西陣織
京都の伝統産業である西陣織の中でも金襴と呼ばれる分野で、150年以上前に創業。西陣織の可能性を広めるべくインテリア向けのブランドKYOGOを立ち上げるなど、伝統技術を用いながらモダンなデザインの上質で高級感のある織物を製作する。
丈夫窯 加藤丈尋 | 京焼・清水焼
1968年(昭和43年)京都生まれ。1988年(昭和63年)から丈夫窯で作陶を始める。ヨーロッパやアジアの展覧会にも積極的に作品を出展。釉薬の研究を重ね、「色」の表現にこだわりをもつ。現在、日展会友/京都工芸美術作家協会会員/作家集団工芸京都同人/日工会評議員/創工会会員
金谷五良三郎 | 金属工芸
1976年(昭和51年)京都生まれ。1996年日本写真映像専門学校修了後、1998年 十五代 金谷五良三郎に師事。2009年日本伝統工芸近畿展「京都府教育委員会教育長賞」受賞。2015年1月15日十六代 金谷五良三郎 襲名。現在、茶道裏千家淡交会京都南青年部会員/京都金属工芸協同組合青年会会員/挑交会会員
独立御箸師 北村隆充 | 箸製作
1990年京都の老舗箸専門店に入社したことを機に、全国にある「本物の箸」の魅力に気が付く。箸のプロフェショナルになるため、材料となる木や竹、塗り、加工の勉強を独学で始める。2003年日本初の誂え御箸専門店『京都おはし工房』を仁和寺付近に開業。
黒田工房 臼井浩明 | 指物
1972年兵庫生まれ。一般企業に就職するも「手に職を」と思い木工の世界に飛び込む。 茶道指物、調度指物、建具の工房で修業し指物、曲物、組子、合板などの様々な技術を習得。人間国宝の中川清司氏の薫陶を受け木画の装飾技法等を学び、木工作家としても活動。 2015年黒田工房の社長に就任。国宝や重要文化財の絵画修復に携わる国宝修理装潢師連盟の仕事を担う。
竹器師 四代 黒田宗傳 | 竹工芸
初代 宗傳翁は千家十職十代黒田正玄の次男として1896年(明治29年)分家、創業する。当代 宗傳は1968年(昭和43年)生まれ。昭和62年、半床庵(久田尋牛斎宗也宗匠)に入門し茶道の指導を受く。2011年(平成23年)に四代宗傳を襲名。2021年、大徳寺管長高田明浦老大師より修竹軒の軒号を拝受。
suosikki 竹村雪子 | 漆芸
兵庫県出身。2012年京都市立芸術大学大学院美術研究科漆工専攻修了。「多くの方に漆器を使ってほしい」という思いで、学友と漆芸ユニットを結成し活動する。色漆を積極的に使用し、現代の生活に取り入れやすい漆器を製作している。
昇苑くみひも | 組紐
1948年(昭和23年)京都宇治に創業。絹糸の染色から紐の組み上げ、製品への加工まで一貫で行うことのできる組紐工房。帯締めなど和装の用途に限らず、様々なジャンルでの新しい用途提案や商品開発を行う。
高島新 | 漆芸
1983年生まれ。2004年 石川県立輪島漆芸研修所特別専修課を卒業、蒔絵師高島忍に弟子入り。2011年 京もの認定工芸士認定。2019年 新蒔絵工房を開業。江戸後期の漆芸がもっとも華やかな時代の技術を探求し、蒔絵の最高峰の表現の再興に力を注いでいる。
久保駒吉商店 久保建裕 | 茶筌
1982年奈良生まれ。高校卒業後、家業の茶筌づくりに従事。平成30年2月 経済産業大臣指定伝統的工芸品 高山茶筌の伝統工芸士資格を取得。先祖代々受け継がれてきた技を守ることに加え、現代に受け入れられるような新しい茶筌づくりに取り組んでいる。
堤浅吉漆店 堤卓也 | 漆精製・販売
1909年(明治42年)創業。耐候性に優れた高分散漆を開発。国宝・重要文化財修復用途だけでなく、「漆×SURF」「漆×SKATE」「漆×BMX」等、新たな価値観を提案する。2019年パースペクティブを設立し、天然素材「漆」の可能性追求と、植栽の輪を広げる活動を開始。2021年 「日本伝統工芸再生コンテスト」最優秀賞(ロニー賞)受賞。
西村圭功漆工房 | 漆芸
1920年代 初代西村圭功 創業。以後、上塗り専門の塗師として食器・茶道具を製作。当代 三代西村圭功は上塗り仕事に加え、漆器製作の全行程を習得し、職人仕事の他、作家活動も展開。
Bench Work Tatenui 日野健 | 指物
1977年出雲生まれ 。青年期、京指物の魅力に触れ木工の世界へ。井口彰夫氏に師事。2017年より故郷の出雲に移転し、 Bench Work Tatenuiを設立。 繊細な佇まい、受け継いだ技術、文化的な背景等、京指物の魅力を現代の生活様式に落とし込むことを軸に製作を行う。
兵働知也 | 指物
1974年京都生まれ。21歳 染色の道へ入り、27歳 茶道指物との出会いによりその道へ進む。2009年京北にて工房を構え現在に至る。掛軸など文化財の保存箱や茶道具などを手掛ける。2021年第1回JapanCraft21受賞。
+veve | 家具製作
京都に工房を構える家具工房。鉋や鑿など日本の伝統工具を取り入れるだけでなく、日本とヨーロッパの技術を融合し、合理的なデザインと製作方法を探求し、三代先まで受け継がれるような家具を生み出すことを心掛けている。
横山竹材店 | 竹工芸
1919年(大正8年)に竹材卸問屋として創業。原竹伐採から竹材加工、製造、現場施工まで、竹材に関する全行程を自社で扱う。2005年(平成17年)に竹垣施工技術が認められ京都迎賓館にて竹垣を施工するなど、重要文化財にも携わる。
吉⽻與兵衛 | 金属工芸
1925年初代與兵衛が千家十職大西家より別家を許される。1968年 二代目吉羽與兵衛の長男として生まれる。1994年 先代に師事し家業釜師の修行に入る。2008年 三代與兵衛を襲名。伝統の京釜作りを守りながらも現代に合うデザインを取り入れた作品を手がける。
各界の文化人からいただいたご要望より、
共に創り上げた「誂え品」をご覧いただき、
そのストーリーを体験するエキシビジョン。
会場では、専門スタッフがお客様ご自身の「お誂え」を承ります。
会場:Kiwakoto本店
事前ご予約制
プレスプレビュー
5月31日[火] 13:00–17:00
VIP DAY
6月1日[水]–20日[月] 9:30–19:00
一般公開
6月21日[火]–26日[日] 10:00–18:00
令和3年度日本博イノベーション型プロジェクト