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CRAFT-CAR

The Mercedes-Maybach S-Class
心が解放される寛ぎの空間

Mercedes-Maybach
久遠夢想‐心が解放される寛ぎの空間

 【久遠夢想‐心が解放される寛ぎの空間】をテーマに伝統工芸技術を用いて、最高峰の空間演出を手掛けました。 かつてニューヨークやモンテカルロ、ベルリンの街を行き交い美しいスタイルと贅を尽くした高級感で人々を魅了したクルマ「マイバッハ」。 その普遍的なエレガンスと威厳をリスペクトし、京都の精鋭たるクラフツマンが集結し、無二の一台が完成。
 威厳あるスリーポインテッドスターを散りばめ西陣織で彩るルーフライニング。前方のサンルーフを開けると、箔で表現した時空を歪めるプラズマの如く魅惑的な宇宙の姿が現れます。 ゲストを囲むインテリアパネルは引箔模様を施し、シートバックのトリムには引箔の上に漆芸による高蒔絵を施しました。繊細で力強い表現は見るものを魅了します。 センターコンソール部分には、レザーをテキスタイルとして織込んだ贅沢な素材を起用しています。 フロアマットは毛足が長く踏み心地の気持ちいいシャギーマット。

この上ないこだわりの詰まった一台は、格別な寛ぎの時間をもたらします。

The Craftsmen

ラグジュアリーな空間演出のために
集まった精鋭たちのこだわりとはー


引箔作家 村田紘平

Gold leaf Artist Kohei Murata

和装の帯に立体的で豪華絢爛な表現を求め生み出された技法。 和紙に漆や箔で色彩を施す引箔。 これを帯では0.3㎜幅に断裁し、一本ずつ順番通りに織り込むことでテキスタイルの中に引箔の模様を再現する。 表現は無限で、職人であり作家のアーティスティックな感覚が一点ものの魅力を引き立てる。

漆芸家 服部一齋

Japanese Lacquerware Artist Issey Hattori

日本の伝統工芸の代名詞ともいえる漆芸。 多くのものづくりは人間の手によって時間をコントロールできるようになったが、漆芸だけは樹液である漆の乾きを天に任せ待つしかない。 日々変わる環境の中で、服部氏は繊細で力強い、手仕事らしい表現を追求し、何物にも代えがたい作品を生み出す。

堤浅吉漆店 堤卓也

Tsutsumi Asakichi Urushi Takuya Tsutsumi

かつて塗料や粘着剤として漆が日常の素材であった時代は過ぎ去り、高級品といえば漆というイメージが強い。 しかし実は、樹液からつくられる自然素材として現代のライフスタイルには最適なもので、抗菌作用があり、紫外線で分解可能なエコ塗料。 堤氏は、新たな切り口で漆の魅力を発信し続けている。

民谷螺鈿 民谷共路

TAMIYA RADEN Kyoji Tamiya

貝殻をテキスタイルにしてしまう、しかも部分的ではなく全面に使った上で尚、生地としての柔軟性も保つ工房独自の高い技術。 先代が技術を確立し、これを活かして貝殻以外の素材にも挑戦。培ってきた技術と現代の技術の掛け合わせで、これまでの織物の枠を越えて誰も見たことのないテキスタイルを創りだしている。

中島断裁所 中島稔

Nakajima Cutting office Minoru Nakajima

高度に細分化された西陣の織産地で発展した異素材をテキスタイルに織込む技法。 和紙、木、貝、レザー、PVCまで、あらゆる素材を糸状にカットして織込んでしまう驚異的な表現を陰で支えるのが「切り屋」と呼ばれる中島断裁所の仕事。 細長く奥に続く工房でひっそりと新たな素材との格闘を続ける。

加地織物 秦直也

Kaji Textile Naoya Hata

150年以上前、西陣に創業した加地織物は仏教の僧侶の装束や寺院で用いられる装飾品などの生地を手掛けてきた。 宗教に纏わる織物では、金糸、銀糸を使用することも多く、デザインは繊細で細かな表現が要求される。 その中で培われた高度な織技術は、現代において優雅な表現のテキスタイルを生み出す。

サンルーフ/引箔作家 村田紘平、 インテリアパネル/漆芸家 服部一齋・引箔作家 村田紘平・堤浅吉漆店 堤卓也、 コンソールボックス/民谷螺鈿 民谷共路・中島断裁所 中島稔、 ルーフライニング・加地織物 秦直也、 フロアマット/川島織物セルコン

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