大正11年、京都の東山泉涌寺で創業して以来、会社組織として職人を育成することに力を注いできました。上質の原材料を使い、熟練した職人の手で、ものづくりを続けています。
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明治時代から5代続く西陣織の織元。和装美を追求し極めた技術を用いて、常に時代が求めるデザインの織物を生み出しています。
親子三代にわたり漆の仕事に携わっている西村さん。作家活動も精力的に展開。アジアにしかない漆の魅力を、作品を通じて世界へ発信されています。
国宝・重要文化財建造物の修復に採用された紫外線による劣化を軽減させる新しい漆の開発など、漆の持つ魅力や可能性をさらに高める取り組みをされています。
先人たちが培ってきた木の樹液である漆、貝、虫の羽、卵殻などの天然素材を駆使した技法を習得した上で、現代だからこそ表現できる独自の美しさを探求されています。
これまでできなかった工程も新たな技術を取入れやりぬいてしまう。それでいて、楽しくないと思ったことは一度もないそうです。今でも新たな発見があるとおっしゃり、日々、木のことを考えていらっしゃいます。
先人の紡いできた技術を習得し、この時代に自身のアレンジを加えた新たな表現を追求されています。
ファッション性の高い眼鏡、サングラス等の企画、デザイン、製造、販売および卸。設立以来、職人の町・鯖江でのものづくりを続け人の手がかかわったアイウェアの魅力を伝えています。
師匠である祖父の代から受け継いできた京象嵌の技術と伝統を次世代につなぐ思いに、自身の個性を加えた新しい表現に日々挑戦されています。
オリジナルブランドCACAZANを立ち上げ、ドライビンググローブを中心に機能性と高品質を要求される領域のグローブメーカーとして展開されています。
「伝統産業を受け継いだ以上は、昔から受け継がれてきた技術を守りながら新しい挑戦を自分自身が行い、新しい方法を見出すこと。それが次の伝統をつくることになる。」という思いで、日々の活動をされています。
2000年にブランドを設立以来、世界の名だたるプロ・ドライバーやジャーナリスト、著名な車両開発者をも唸らせる革新的なドライビングシューズを生み出しています。
1946年 糸屋として京・西陣で創業。その後、つまみ簪を手掛けるようになり、生地や色に強いこだわりを持ち、生地は京丹後産正絹綸子や国産正絹羽二重を使用。染めは京都の染め職人が一枚ずつ染める別注色に仕上げています。
極上の天然素材同士を組み合わせ、旧式の織機でゆっくりと織り上げることで、圧倒的な柔らかさと軽さの肌触りの良い生地を生み出します。
独自性のある織技術、他の産地には出来ない生地作り、そして丹後独特の織り・撚糸の技術に加え、様々な糸種と染めをミックスしたテキスタイル開発に力を入れています。
木の特性を熟知し、木の美しさと過酷な環境に耐えられる実用性を高いレベルで兼ね備える桶を作り上げています。
細番手を得意としている糸染屋。活気ある工房では多くの職人が求める「色」を出すため一心不乱に仕事をしています。
複合的捺染加工を得意とする工房で手仕事だからできる表現にこだわっています。若手の職人とベテランがタッグを組み、技術伝承も行いながら和装から服地まで幅広く手掛けています。
平安時代の初期、木簡から派生した京扇子。多くの職人たちの分業によって作られる扇子の魅力を守っています。
だんじり祭の地・泉大津にある起毛加工の職人集団。一切の妥協を許さず素材の選定からこだわり、軽く暖かい最高級のブランケットを作り上げています。
元禄元年(1688年)、京都西陣にて大寺院御用達の織屋として創業しました。独自に150m幅の広幅織機を開発することで、西陣織の技術をソファや壁面等に使用できるようになりました。
1843年(天保14)創業の京都の織物メーカー。呉服悉皆(しっかい)業からスタートし、明治期に室内装飾織物に進出しました。舞台で使われる緞帳や、オーダーカーテンなど高度な技術を伴う織物を手掛けています。
安政3年(1856年)京都御所南の夷川で開業。京指物の技術をベースに建築内装業へと事業を拡大し、昭和の新宮殿豊明殿の内装と家具も手がけてきました。企業として職人を育てています。
初代は千家十職で釜師を務める大西家から別家し、與兵衛の号で独立しました。現在は三代目吉羽與兵衛となり、伝統の京釜作りを守りながらも現代的なデザインを取り入れた作品を手掛けています。
四代続く窯元で、楽焼400年の技術・精神を受け継いでいます。技術の継承は当然のことながら、楽焼にこめられた千利休のわびさびの精神を伝えていくことも伝承のひとつと考え国内外問わず、楽焼の魅力を伝えていらっしゃいます。
清水寺の麓、五条坂に開窯し、約110年間続く窯元です。京焼らしい華やかな茶碗を制作することに長けており、なおかつ現代風の軽やかな雅さを表現します。
花器を中心とした美術工芸品を得意とし、釉薬の研究にこだわりをもつ工房です。丈夫窯でしかできない色の表現を持ち、近年では、花器のみならず食器などに技術を展開しています。
墨流しを京友禅の技法の一つとして確立させた工房です。墨流し染を軸に、手描彩色などの伝統技術と、蒔糊(まきのり)や抜染(ばっせん)などの化学助剤を駆使した現代技法との複合に取り組んでいます。
着物の職人の技を継承するため、デニム生地に着物の染色技術施し、個性的なジーンズを展開する京都デニム。京都の職人さんたちと二人三脚で、技術の開発に努めています。
正徳年間(1713年)、京都本能寺の門前で煙管の製造販売業として創業しました。現在は、自社で若手の職人を育成しながら、ハンドバッグを中心とした高級鞄の企画製造販売を行っています。