CRAFTSMAN

CACAZAN ドライビンググローブ

最高の技術と最高の熱意

先代からの家業であった出石手袋。以前はOEMメーカーでしたが、生産拠点が海外に移っていく危機感から、現代表の出石尚仁さんご自身が磨いてきた技術を最大限に活かしたものづくりをすべく自社ブランドCACAZANを立ち上げ、ドライビンググローブを中心に機能性と高品質を要求される領域のグローブメーカーとして展開されています。素材選定にも非常にこだわりをもたれていて、例えば、ドライビンググローブの手のひらは、ステアリングを握った際に違和感がなく「吸い付くような感覚であってベタつきがなくさらっとしている」革を追求しています。永く最高の使い心地を味わっていただきたい。情熱の逸品が香川からドライバーの手元に届きます。

https://www.caca-zan.net/

出石尚仁株式会社出石手袋 代表・手袋職人
1963年頃設立。先代からの家業であった出石手袋。以前はアパレルブランドやスポーツブランドのOEM生産を行っていましたが、生産拠点が海外に徐々に移っていく危機感から、現代表の出石尚仁さんご自身が磨いてきた技術を最大限に活かしたものづくりをすべくオリジナルブランドCACAZANを立ち上げ、ドライビンググローブを中心に機能性と高品質を要求される領域のグローブメーカーとして展開されています。

香川のグローブづくり

香川は温暖で降雨量の少ない気候から古くから、農業がさかんな地域でした。明治時代、香川某寺の副住職が大阪に駆け落ちし、見知らぬ土地で生計を立てる手段として手袋づくりを始めます。事業拡大のために、地元香川から親族を呼びよせ技術を伝達したことがきっかけとなり、農家の収入安定の手段の一つとして、件の副住職の親族と地元の名主が協力して手袋工場を立ち上げたことが、香川が手袋産地となるきっかけでした。一時は手袋の大量生産地として栄えますが、現在では技術があり日本品質であることは当たり前として作り手の個性が商品に反映されたものづくりを手掛けています。

  • 工房に足を踏み入れてまず驚くのが、大量に保管されている革の美しさです。ものの良し悪しは使う素材によって左右されるとおっしゃるように、出石さんによって厳選されたグローブに最適な革が大切に保管されています。

  • 長年の経験によりフリーハンドで理想的なデザインパターンを起こし、型を作っていきます。革の抜型は、ユーザーの要望に合わせて調整ができるようにパーツに合わせて細かく用意されています。

  • 縫製も全て職人が手作業で一点ずつ手掛けていきます。革の重なり具合が微妙に異なる縫い代を指先で探り、均一な深さと幅を保ちながら、きれいなステッチを施していきます。手の甲のステッチ、親指の縫い付け、掌と甲、ゴム付け等、多数の縫製工程があります。

  • スナップボタンの美しさにもこだわり、本体と同じ革で金属部分をカバーしていきます。

  • 出石手袋のドラインググローブは、手との一体感を求めて『立体縫製』をしています。仕上げ工程として、専用アイロンにグローブをセットし、指の間のマタシワを伸ばす等、装着する際の違和感をなくしていきます。

  • 『くり金』と呼ばれるグローブ専用アイロン。ファッション性と共にセンシティブな操作感覚にこだわり、指の曲げ伸ばしをイメージしながらアイロンを当て仕上げ調整を行います。