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各地で開催されたKiwakotoのイベントレポートです。
6月1日から26日まで、Kiwakoto本店を会場に『お客様一人ひとりの理想のアイテム』を誂えるイベントを開催いたしました。
京都市との連携で2020年にスタートした年に1度のこのイベントは、「誂える」という⽂化の継承を目的にしています。主旨に共感された数名の著名人、文化人に参画いただき、 “わがままなオーダー”をクラフツマンと共につくります。半年以上かけて完成した愛着の逸品を公開し、多くの方にご覧いただくことで、現代の生活様式に馴染むようにアップデートされた「誂える」文化を体験していただきたいと願っています。
2度目の開催となった今年は、6名の著名⼈、文化人の方々に参画いただきました。Kiwakotoとクラフツマンは、依頼人からの“わがままなオーダー”をかたちにし、世界にただひとつの逸品を製作するために、デザインや材質のみならず、多くの「新しい技法」に挑戦しました。こうして完成した逸品を特別に展示しました。
工芸の要素が全て詰まった茶箱。色んなクラフツマンに出会うことのできる楽しみ
お誂え人| 服部今日子
お誂え品| チャレンジが詰まった茶箱
技 術 | 指物、京焼・清水焼、漆芸、竹工芸、金属工芸、西陣織
毎日、目にするものを誂えたい。職人のこだわりには、タイムレスな美しさがデザインされている。
お誂え人| TOMO KOIZUMI
お誂え品| タイムレスなチェスト
技 術 | 竹工芸、漆芸、七宝
壮大なイメージを、カタチに。工芸と自身のビジョンをどう組み合わせるか。
お誂え人| 重松象平
お誂え品| 想像力を引き出す多目的な装置
技 術 | 金属工芸、漆芸、型吹き硝子
象徴的な時間を誂える
お誂え人| 前田育男
お誂え品| 貴重なものを守る重厚な木鞄(ワインボトルとグラスを運ぶボックス、ワイングラス)
技 術 | 指物、金属工芸、型吹き硝子、蒔絵
「贅沢」の一言
お誂え人| 安田成美
お誂え品| 片手で持つ凛とした腰掛け椅子
技 術 | 指物、組紐
自分の内なる「和」を今こそ開花させたい。
お誂え人| 祐真朋樹
お誂え品| 手に馴染む和の食器(四つ椀 / 応量椀、半月膳、黒檀箸、箸置き)
技 術 | 漆芸、箸製作、木工
Kiwakoto本店
TEL 075(212)0500
E-mail info@kiwakoto.com
ご興味のある方はお気軽にお問合せください。