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『婦人画報』×「司菜 緒方」の思いを職人と共に形にしました。おせちだけではもったいない、真塗りのお重。

月刊『婦人画報』が提案する、ニューノーマル時代の「祝いの食」。
個食をテーマにいきついた新しいお重の在り方は、従来、「司菜 緒方」が限られたお客様に提供してきた吉祥文様「亀甲」のお重を、京都の職人による上質な真塗りのお重としてアップデートすることでした。

木地は、茶道指物や茶道具桐箱を手掛ける「せいわ工房」が木目の細かく丈夫な檜を厳選。檜は狂いが少なく、木目の浮き沈みが出にくいことから時間が経っても平面性を保つことができるため、塗り箱の木地として好んで用いられます。
漆の塗りは、三代続く京塗の工房「西村圭功漆工房」で真塗(しんぬり)と言われるお茶道具に用いられる技法と同じ技法で塗り上げました。真塗は塗り立てとも言われ、仕上げ磨きを行わない事から刷毛で塗ったふっくらした透明感のある上品な艶が特徴です。
  

おせちは、中国から暦が伝来し、季節の節目ごとに収穫を神様に感謝してお供えものをする風習が起源と言われています。この風習は、平安時代には五節会、江戸時代になると御節句が祝日として幕府の公共行事に定められました。
おせちが重箱に詰められるようになったのは、近代になってからのことですが、漆の器は、極度の乾燥や湿気を嫌いますので、一年に一回おせちのために使うだけでなく、日々の食卓で特別感を演出するテーブルウエアとしてご活用いただきたい逸品です。
そして100%天然の漆で仕上げるお重は、菌の繁殖を抑制する効果があると言われています。職人が仕上げた重箱は、塗膜が薄くなったら、塗り重ねることで長くご利用いただくことが可能など、実用的な道具でもあります。

  
写真提供:『婦人画報』2021年1月号より。撮影=久間昌史 撮影協力=司菜 緒方
  
こちらも併せてご覧ください。婦人画報公式サイト
https://www.fujingaho.jp/lifestyle/a35064043/ogata-jubako-201229/
  


  
  

婦人画報オリジナル二段重 ※受注生産
サイズ 幅 26×奥行き 25×高さ 5㎝
素材  杉、漆塗り
価格  200,000円(税込)
製作に約6ヶ月以上かかります
ご購入ご希望の方は、info@kiwakoto.com まで、お問合せください。
※商品に料理は含まれておりません。

  
  
婦人画報
1905年作家・国木田独歩が創刊した、日本で最も歴史あるライフスタイル誌。伝統のもとに培われてきた衣・食・住における選りすぐりの情報を提供。
  
  
司菜 緒方
京都・四条通から一歩足を踏み入れた風情ある小路にある「緒方」。最高級の旬の素材、その真の味を引き出す技で人々を魅了する日本料理の名店。
  
  
クラフツマン
  
木地 せいわ工房
京指物の技術を誇る茶道指物や茶道具桐箱を手掛ける工房。
  
漆塗り 西村圭功漆工房
三代続く漆塗りの工房。当代は、アジアにしかない漆の魅力を世界に発信すべく作家活動も精力的に行う。
こちらも併せてご覧ください。西村圭功漆工房のクラフツマンページ
https://kiwakoto.com/craftsman/urushi-keiko/

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